ループアンテナ 用語集
ループアンテナ るうぷあんてな
導線(エレメント)を円形、四角形、楕円形等に巻き、ループ状にしたアンテナの事。
円形に1回巻いたループを遮蔽(シールド)した直径30cmのループアンテナは、短波帯の標準アンテナとして使用され、受信機の筐体の遮蔽度の試験に使用されている。この試験用アンテナは、標準信号発振器(SSG)の出力から、その磁界強度を計算できるために標準として使われている。
ループアンテナは2種類の分類がある。
①導線(エレメント)の長さを、1波長(半径は波長/(2π))とし、1回巻きのコイルとしたもの。
②波長に比して十分に小さい半径で、導線(エレメント)を何回か(1回の場合もある)巻いたコイルを使用したもの。原理としては微小ループアンテナと同じだが、1回巻きのものを特に指して微小ループとすることもある。
キャパシタと組み合わせた共振回路のインダクタ(の一部)と兼用する設計とする事もある。また同調型と言う。
①は他のアンテナと同様に電場を直接検出するのに対し、②は磁場から検出するため、ループ面に対する両者の指向性は90度ずれている。
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※取り付け方法、部材の詳細等はお答えしておりませんのでご了承願います。