増幅 用語集
増幅 ぞうふく
信号及び物体の入力に対して、その信号及び物体を増やして出力させる事。増幅対象の物理現象としては、主に電気信号の電圧・電流及びこれらの積としての電力がある。他に光・空気圧・流体の圧力・機械的な振動や変位、音響・音波等がある。
【増幅】には下記の2点がある。
①元の物理現象を直接拡大する方法
例えば電気信号の【増幅器】及び増幅回路による信号の増大、ラマン増幅器による光増幅、
②各々の物理現象を別な物理現象に置き換えて増幅し、それを元の物理現象に戻す事で増幅を行う方法
例えばマイクロフォン・スピーカーと増幅回路を用いた音響増幅や、光 - 電気/電気 - 光の変換素子を用いた光増幅等が当てはまる。
増幅作用を持つ機能単位、すなわち増幅器や増幅回路等は、入力の物理現象の持つエネルギーそのものを拡大するのではなく、外部から供給したエネルギーを制御しながら入力し、元のエネルギーと合わせ、拡大された出力として外部に取り出している。
例えば電気信号の増幅回路は、トランジスタ等の素子に電源回路からエネルギー【ワット】(電圧×電流)を供給、入力信号で素子に流れる電流変化を制御している。
但し増幅器に与えた全エネルギーの全てを出力として外部に取り出せるわけではなく、有効に取り出せる割合を【増幅器の効率】と言う。
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※取り付け方法、部材の詳細等はお答えしておりませんのでご了承願います。